天の華・地の風 一巻感想


やっと吉川三国志読み終わったので読み始めたよ…
長かった…
でも私の推し李儒と曹操だから孔明主人公のこの小説を楽しめるか不明



【あらすじ】

ピンク字が天の華・地の風のオリジナル設定で
青字が私の感想
一生懸命書いたのにwikiがあって駄目だった
でも消すのもったないないからこのまま使うね…



ええと三国志は漢の終わりの頃の時代の話でして
だからまだ都で帝をやってるのは一応漢の皇帝なのですが
まず董卓という巨漢のおじさんが相国(宰相みたいなもの)になって実質的な政権を握ってしまったんですね
そして暴虐の限りを尽くしたということになっていて

んでこの天の華・地の風の孔明はその頃(十歳のとき)に都にいたので
董卓のショタハーレムに加えられていたと


董卓は房中図をお抱えの絵師に描かせていて、孔明もそれを知ってはいたけれども
まぁ董卓が誅されたときに城が焼かれてたから一緒に焼かれてたんじゃね?と考えていた


董卓様は吉川三国志で愛くるしい女童を侍らせていたという記述があったので
まあショタがいけても不自然ではないかな…ないかも…
でも孔明はかなり良家の人だった気がするからそんな易々とショタハーレムに加えられてしまうのかは疑問



そして二十七歳になってから漢の皇室の血をひく劉備玄徳という男に仕えることになった孔明

すでに曹操という男の興した魏という国と
孫権という男の率いる呉という国があったので
この魏と呉が喧嘩をしてくれたら両者の国力が削がれて嬉しいな♪
と考えて呉に向かい、孫権を焚き付けて呉と魏が戦うように仕向けた


焚き付け終わったら全力で劉備の下へ帰れば良かったのだが
うっかり乞われて留まってしまったのが運のつき
董卓が絵師に描かせた猥画がなぜか呉の重臣イケメンの周瑜さんの手に渡っていたのだ!
これはびっくり
脅されて犯される孔明

困ったね!


なんで…?
まあ周瑜さんは孫策と姉妹を分けあって嫁にするくらいだしホモでもおかしくないかな…おかしくないかも…



そんな感じの話!以上!!





(感想)
劉備を周瑜が暗殺しようとした理由が周瑜の孔明に対する歪んだ支配欲の表れってことになっててもう面白い
そういや吉川版では明確な理由なかったね

この小説「実は孔明は女性だった」って体にしたら普通に一般になりそうだけどやっぱりJUNEじゃないと駄目なんだろうな

孔明の「誰か頼もしい男の腕に抱かれていたい、頼りたい、守ってほしい」という気持ちが全然分からないので
感情移入とかは出来ずふーんって感じで読み進める
昔の少女漫画とかこういうノリ多いけど全然ピンと来ない…
なんかメンヘラっぽいしセックス依存症っぽいし読んでて不安になるわこういうの
私が男女恋愛ジャンル嫌いなのこういうのが原因かも…
いやこれはJUNEだけどね

でも江森先生のJUNEは実は生命力に溢れてるから好きだよ
男に頼ってるようでビジネスとプライベートは混同しないんだよね江森先生の受は


孔明(184㎝)って書いてあって駄目だった
でけぇ!なよなよした受なのにでけぇ!

孔明さん董卓はともかく呂布や叔父にまで犯されたって設定になってるけど
嘘だぁ呂布さんはガチガチのノンケだよう
あっでもショタならいけるかな…いけるかも…
そして呂布についての説明が全くないのでこの小説はやはり三国志読んだことのない子にはキツかったに違いない
誰だよwwwってなるもんね…


劉備・関羽・張飛の三兄弟がすごく仲良くて疎外感を感じた孔明が周瑜を懐かしむシーンがあるんだけど
友情・家族愛を見てとっさに愛人のこと考えられるのすごいな…なんかジャンルちがくないか
戦火から逃げる際に自分を置いていった瑾にーちゃんを思い出すとかなら分かる


棐妹は完全に便利屋みたいなポジションなわけだがけっこう可愛い
一途だし甲斐甲斐しい
私もこんな友達がほしい…かな?

あと孔明の奥さんがなんだか死んでてびっくりした
あれ吉川版に記述なかったような?
孔明の奥さん黄氏はブサイクなことで有名だが、この小説ではわりと好意的に「聡明そうで魅力的」と記してある
優しい
そして挿絵の棐妹が可愛い❤
しかし一応正妻であるはずの黄氏に対して愛人の棐妹が悪い感情を抱いていないのはちょっと不自然かな


あっ江森版でも劉備の子供の劉禅は正妻の甘夫人が生んだことになってる
吉川版も江森版と同じだけど
ネットで調べると妾が生んだことになってたりするのに
どっちが正しいんだ

 
玄徳が呉でちやほやされて腑抜けになるのはそのままなのか…
今のところ江森版で劉備いいとこなしやん…


呉にまた行かなければいけなくなった孔明、周瑜と再会しまたもやチン負けする
江森主人公なんでチン負け即堕ち二コマするの…
そして恥ずかしいからハイライトのはずの閨シーンを読み飛ばしてしまうんだけどこれでいいんだろうか
心理描写は好きなんだけど

周瑜に溺れている孔明に瑾にーちゃんが「お前来年三十なんだぞ!」と説教するシーンがなんか生々しくて笑える
やめてくれよ年齢の話は…
っていうか三十!?三十でこんなにメンヘラなの孔明


奥さんにプレゼントされるはずだった香油を周瑜との閨で使い始めたから正直キモいな…と思ってたけど
どうやら周瑜が体を舐めたときに毒殺できるように体に香油が塗ってあっても不自然じゃない舞台作りをしていたらしい
江森先生の受は本当にチン負けの裏で虎視眈々としてるな!!好き❤❤❤❤❤

あれ?でも周瑜は孔明脱出の際に寝てただけだから結局毒は盛らなかったのか
眠り薬を盛ったのかな

孔明に逃げられた周瑜の描写が「かれは笑った。笑いながら、涙を流した。」でこざっぱりとしてるのがいいね…


孔明は徐庶さんに頼んで周瑜を毒殺してもらおうとする
自分ではできないんだね…
美周郎とうたわれた周瑜さんが奥さんを二度と会いに来ないくらいにビビらせる容貌になっちゃって可哀想
吉川版では孔明のクソ煽りレターで憤死してたけど江森版では普通に毒殺で安心した…


後書きで江森先生が人形劇三国志の話をおられる…
私は曹操大好きウーマンだから彼のホモ度が減らされている人形劇は途中で見るのやめてるんだけど
江森先生は人形劇ファンなんだな
そして音大出身…
江森先生すてき…




一巻読み終わっただけだからまだ孔明の性格語るには足りないかもしれないが
こいつとんでもない性格してるな…

周瑜はまあリベンジポルノみたいなことしてきたから仕方ないとして
尽くしてくれる棐妹に対して

「棐妹は俺を助けてくれた」

「つまり俺は棐妹に恩がある」

「棐妹は俺より優位ということ」

「棐妹邪魔だな…始末しないと…」

って思考回路を持つのが普通にヤバい

周瑜も政治的な利害というよりは自分の弱味を知っている人間だから
こいつを生かしておいたら俺より優位な人間が存在してしまう

殺す

の流れだしマウンティング大好きマンすぎる…

周瑜はともかく棐妹可哀想じゃん
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by dokushokirokutoka | 2018-03-25 23:39 | 小説 | Comments(0)

本・漫画・音楽・映画などの備忘録 コメントは承認制です(コメント嬉しいです)三原順の後期作品推し 旧タイトル「にわかオタ女の読書記録」


by 木呂