人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ボスベイビー感想


なんかアニメシリーズだけ観て本編スルーってどうなのかな的なアレでレンタル
ネタバレ注意
















アニメシリーズはおじショタの日常ものって感じだが映画の方は7歳までずっと一人っ子だったティムが急にやってきた弟に対して持った敵意や嫉妬、そして愛情を得意の空想に乗せてお話にしてみたって感じでわりと道徳的だった

けっこう脚本に矛盾が多いのだが、個人的にはわざとなんじゃないかと思っている
7歳であるティムの妄想だから穴だらけなのかなと
映画はずっと大人になったティムが同じ状況に陥った娘に語っている体だし、「パパの
頭の中ではね」って最後に言ってるし

でも成長したボスベイビーがティムと交わした握手の方式が、経営者赤ちゃんとしてティムと交わしたものと同じだったので、一応本当にあったことなのかもね、って解釈自由な流れなのかな?
ボスベイビーが子供の頃からティムの妄想に付き合ってあげててその名残であの握手してるんならめっちゃ可愛い


そしてティムは子持ちになっているのに、病院で次女のベビーベッドを見守っているシーンに出てくるのが長女とティムとボスベイビー(セルゲイ)だけという謎腐女子に優しい仕様
嬉しいっちゃ嬉しいけどなんで…?

最後次女がスーツを着た姿で長女にウインクしてるのは、マジで経営者赤ちゃんが存在するってことではなくて、
長女と次女もティムとボスベイビーみたいに一波乱あるよってことだと私は解釈している


悪役とそのお兄ちゃんの関係がわりと謎なんだが
悪役は「愛を知らない赤ちゃんがそのまま育つとこうなるよ」っていうティムに対する教訓的役割を担ってたのだとは思うが
なんで悪役の兄ちゃんは弟のいうこと何でも聞いてたの…?
歪んだ何かを感じるぞ



私もだいたい同じ感じで妹ができたので楽しく観られた
下の子にどれだけ腹立とうと最終的には可愛く見えてくるんだよね不思議と

ティムが自分のためだけの曲だったブラックバードをボスベイビーに歌ってあげるシーンは普通にホロッときたし
愛を与えられる側から与える側に成長して、ボスベイビーにキャリアを投げ捨てさせて出荷を決意させたのには普通に胸を打たれた
マジいい話だからみんな観るべき

リメンバー・ミーといい家族ものの話流行ってるのかな…?






それはそれとしてこれ愛情は増えるものだよってオチだったのにアニメシリーズは普通に猫と愛を取り合ってていいのか!?
なんで…?

映画版は「わたしふつうの赤ちゃんになりまーす!」って感じのオチだったのに出荷後も普通に働き続けてるのシュールすぎる…
メガむちむち社長ベイビーに「お前出荷されたんだっけ?」って言われてたし
ボスベイビーも「子犬の会社は潰してやったぜ!」って言ってたから時間軸的には映画の続きなんだと思うが…

あと本編では愛を知らない仕事人間赤ちゃんって感じのボスベイビーなのにアニメシリーズでは声がおじさんなだけのサイコショタっぽくなっててけっこうキャラ変している
妹に顔がキレイなカートマンって言われてて笑った

そういえば子犬の会社に勤めていたティムの両親は転職したんだろうか…?
あの2人共働きなのにちゃんと子供に手をかけてて偉いよね
アニメシリーズでは育児放棄しているところもあるけど




でもアニメも映画もオススメ!片方だけの人はぜってえ両方観てくれよな!!


私の推しキャラはメガむちむち社長ベイビーで
好きなシーンは映画の、職場見学会に向かう前にボスベイビーとティムが音楽に乗せて仕度してるシーン
オススメの見方は先にアニメシリーズから観て「多分メガむちむち社長ベイビーは映画からのキャラで、ステーシーやジンボや三つ子はアニオリキャラなんだろうな…デザインざっくりしてるし…」って思ったところで
映画の方を観て「逆じゃん!!?」って驚く見方です





全然関係ないけど上Yシャツに下オムツと靴下と靴下留めだけの格好してるボスベイビーがエッッッッッッッすぎるので何とかしてほしかった
くそうあんな格好しやがってチクショウ!!



(追記)
無事に妹が円盤を購入
エコバッグついてないのを買ってしまったことを嘆きつつ特典映像を見てたら
ストーリーボードの段階ではティムがボスベイビーの乳首を何やかんやするシーンがあって
原語版では声優の収録まで済んでしまっていたことをここに報告します
っていうかその後に続く展開アニメシリーズでリサイクルしてましたよね
しかし乳首の復活はなかった



(追記)
機内版のティムの声リアルショタじゃん!

ホビアニに慣らされた我々ショタコンは女性声優のショタボイスを喜ぶ傾向にあるが
普通に透海くん上手いし可愛い

しかし何度見てもBLみたいな終わり方だよなこの映画…





by dokushokirokutoka | 2018-08-11 17:37 | アニメ映画 | Comments(0)

本・漫画・音楽・映画など備忘録


by 木呂